<南北仁川会談>米国務省「南北関係の改善を支持」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.06 08:36
米国国務省は4日(現地時間)、北朝鮮の実力者の電撃訪韓に関連し「南北関係の改善を支持する」という短い論評した。引き続き「詳しい内容は韓国政府に問い合わせなければならない」とした。北朝鮮の内心を確認できない状況で原則的な反応だけを出したのだ。
ニューヨーク・タイムズ(NYT)は「非常に例外的な今回の訪問が、韓半島(朝鮮半島)緊張緩和の兆しになりうる」と分析した。ビクター・チャ米戦略国際問題研究所(CSIS)韓国部長は「金正恩(キム・ジョンウン)が公式の席上に登場せずに多くの疑問が提起されている渦中でナンバー2の訪韓は、北朝鮮内部で何か劇的な変化があることを示唆する」と診断した。ジョンズ・ホプキンス大学国際関係大学院のジョエル・ウィット 教授は「訪韓した北朝鮮の人物らを見れば、北朝鮮が真剣に南北対話の再開を試みていると思われる」と評価した。マンスフィールド財団のフランク・ジャヌージ所長は「今回の接触が実質的な対話につながれば、朴槿恵(パク・クネ)大統領の対北朝鮮信頼プロセスは進展を見ることになる」と展望した。