平昌五輪への不参加を宣言したＮＨＬ、可能性はまだある

ⓒ 中央日報日本語版2017.05.11 07:04

北米のプロアイスホッケーリーグＮＨＬ（ナショナルホッケーリーグ）の選手が２０１８年平昌（ピョンチャン）冬季オリンピック（五輪）に出場できる可能性が見えた。

国際アイスホッケー連盟（ＩＩＨＦ）のルネ・ファゼル会長は９日（以下、韓国時間）、ドイツ日刊紙ケルナー・シュタット・アンツァイガーとのインタビューで「平昌五輪への出場に関連し、ＮＨＬ事務局と協議している」と明らかにした。現在、ファゼル会長はＩＩＨＦワールドチャンピオンシップが開催されているドイツを訪問中だ。

ＮＨＬ事務局はこれに先立ち、先月４日に平昌五輪への不参加を公式に宣言した。ＮＨＬ選手は１９９８年長野五輪から一度も欠かさずに冬季五輪に参加してきたが、ＮＨＬ事務局はリーグの中断と選手たちの負傷に対する懸念などを理由に平昌五輪への不参加を決めていた。

だが、ファゼル会長はまだ交渉の余地は残っていると強調した。ファゼル会長は交渉の最終期限が７月中旬になるだろうとした。