<慰安婦生存者13人証言>「日本は真実から背を向けることを止めるべき」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.27 11:38
「私は解放されたことを知らなかった。誰も解放を語らなかったから。管理していた日本人はすでに逃亡していて何か事故でもあったんだろうと思っていた。そこにいた朝鮮人農夫が『もう行っていいんだよ』と話をしてくれた」
李さんは満州龍井の八道鎭という所で最初の夫と出会って結婚した。だが、まもなく韓国戦争(朝鮮戦争)が勃発して夫が北朝鮮軍に入隊した。結婚4日後の生き別れとなった。舅の紹介で2人目の夫と出会い再婚をした。結局、満州の地で半世紀を生きた。李さんが再び韓国の地を踏んだのは祖国を離れて54年が過ぎた96年だった。