現代自動車の新型ソナタが新型ジェネシスに続き、米国で最高安全等級を受けた。

現代車は、米国道路安全保険協会（ＩＩＨＳ）が１７日（現地時間）に発表した衝突試験結果で、新型ソナタが最優秀等級「トップセーフティピック＋（Ｔｏｐ　Ｓａｆｅｔｙ　Ｐｉｃｋ＋）」に選ばれたと伝えた。これを受け現代車は、新型ジェネシスが最近同じ試験で全項目満点を受けたのに続き、２回連続で最高等級車両を輩出することになった。

新型ソナタは前面衝突テスト・側面衝突テスト・ルーフ強度テストなど４項目で「優秀（Ｇｏｏｄ）」の評価を受け、スモールオーバーラップ評価では「良好（Ａｃｃｅｐｔａｂｌｅ）」等級を受けた。また、衝突回避装置評価（Ｆｒｏｎｔ　Ｃｒａｓｈ　Ｐｒｅｖｅｎｔｉｏｎ）で「基礎（Ｂａｓｉｃ）」等級を受け、ＩＩＨＳが最高の安全車両に与える等級「トップセーフティピック＋」に選ばれた。

現代車は最近、米国で発売した２車種の新車がすべて「トップセーフティピック＋」に選ばれたことで、ブランドイメージの向上はもちろん、米国で６月から本格的な販売に入った新型ソナタの販売にも弾みがつくと期待している。

新型ソナタは超高張力鋼板（ＡＨＳＳ：Ａｄｖａｎｃｅｄ　Ｈｉｇｈ　Ｓｔｒｅｎｇｔｈ　Ｓｔｅｅｌ）を従来の２１％から２．４倍の５１％に拡大適用し、車両の安全性と走行性能を一段階引き上げた。

このほか、新型ソナタは車間距離自動調節のほか、自動停止と再出発機能を備えたアドバンスト・スマート・クルーズ・コントロール（ＡＳＣＣ）、衝突予想時に運転者に警報し、緊急状況で被害を最小化する前方衝突警報システム（ＦＣＷＳ）、スマート後側方警報システム、車線離脱警報システム（ＬＤＷＳ）、７エアバッグシステムなど先端安全仕様を適用し、同級最高の安全性を確保したという評価を受けている。

一方、ＩＩＨＳは１９５９年に設立された団体で、米国内の８０余りの保険会社が会員会社として加盟し、保険会社の後援などだけで運営される非営利自動車安全分野の研究機関。