抗日運動家・尹奉吉の義挙、4億の中国人は恥ずかしい(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.26 11:42
実際に尹義士の義挙以前の31年7月2日に、吉林省長春で日帝の術策により朝鮮人と中国人農民が流血衝突した万宝山(マンボサン)事件によって中国人の朝鮮人に対する感情が悪化し、さらに「朝鮮人は日帝の手先」と誤解する人も少なくなかった。しかし尹義士の義挙をきっかけに中国指導者だけでなく一般中国人の朝鮮に対する感情が改善され、朝鮮と中国が抗日連合戦線を形成する契機になったと歴史学界は見ている。
今回公開された漢詩の背景になっている写真は、尹義士が義挙を控え、上海で最後に撮影した3枚の写真のうちの1枚だ。当時、尹義士は太極旗を背景に1人での写真を1枚撮り、胸に宣誓文をつけて拳銃と爆弾を持つ単独写真を撮った。また金九・臨時政府主席とも別に1枚撮った。