【コラム】安全な韓国、国民の災難対応力にかかっている(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.26 15:29
まず、予防中心から政府政策のパラダイムを切り替える。事故発生後の収拾よりも事故が発生する前に予防することが災難安全管理の面で効果がより大きいためだ。安全事故の死亡者の縮小の目標管理制導入、主な安全分野に対する標本点検・モニタリング体系の構築、不合理な安全基準の改善、国民安全の現場観察団の運営など多様な予防安全施策がそれだ。
2番目、災難安全政策の執行機関である地方自治体の役割と機能強化だ。初動対応と現場管理の責任を負っている地方自治体が、地域の特性に見合う安全管理を推進できるように地域安全指数の公開、地域安全改善コンサルティングなど政策的支援と脆弱施設の改修・補修に必要な財政支援を拡大していく予定だ。これを通じて地方自治体が現場で忠実に災難安全の管理業務を遂行できるよう強固な支援者の役割を果たそうと思う。