贈り物にはこれ!変化を遂げる韓国のプレミアム伝統焼酎(1)

贈り物にはこれ!変化を遂げる韓国のプレミアム伝統焼酎(1)

2019年02月06日15時14分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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(上)韓国のプレミアム焼酎8種、(左下)梨薑酒、(右下)三亥焼酎
  韓国プレミアム蒸留式焼酎市場が変化を遂げている。年平均20%以上の成長で、2018年には売り上げ規模が300億ウォン(約29億5000万円)台を超えたと推定されている。

  これには様変わりした韓国の飲酒文化が大きく作用している。押し寄せる多種多様な輸入酒類に容易に接することができるようになり、良質のアルコール類に対する消費者の欲求が大きくなった。また、過去のように早く酔うために飲むのではなく、たとえ一杯でも合理的で価値のある消費を求める消費者が増加している。

  伝統酒の人気が広がり、全国各地の酒都家(酒造場)が生産する伝統式焼酎に対する関心も徐々に高まってきている。各都家では20~30万ウォン台のプレミアムラインの商品を相次いで発売し、「伝統酒=安い」という認識も変わりつつある。

  プレミアムという単語がつくためには、原料や水、熟成、製造方式をよく確認しなくてはならない。その中で最も重要なのは、アルコール・甘味料などの添加物を入れないで、国内農産物を材料として作らなければならないという点だ。

  F&B専門コンテンツ会社「PR5番街」の代表で、韓国酒を広く伝えようと伝統酒紹介サイト「デドンヨジュド(酒)」と酒類専門映像サイト「ニスルレン・ガイド(姉さんの酒冷蔵庫ガイド)」を運営しているイ・ジミン氏が韓国のプレミアム焼酎8種を推薦してくれた。

  ◆梨薑(イガン)酒

  ワインや酒だけにマグナムサイズの大瓶がある? いえいえ、韓国焼酎にもあります。容量が何と3リットル。そのうえ陶磁器でできていて外形とサイズ(27センチ×27センチ×33センチ)で圧倒している。インパクトのある贈り物をお望みなら強くおすすめしたい。価格13万ウォン。

  梨薑酒は先祖時代の時から好んで飲まれた高級薬用焼酎で、朝鮮時代3大銘酒の一つに数えられた。高宗(コジョン)の時、韓米通商条約締結当時の乾杯酒として使われるほどの韓国代表酒であり、現在も伝統食品名人9号のチョ・ジョンヒョン名人が醸造している。直接作った焼酎にナシ(梨)とショウガ(薑)が入っているため梨薑酒という名前がついた。

  淡い黄色をしているので、愛酒家の間では「夏の夜の三日月のような酒」とも呼ばれている。辛味が効いてコクがあり、二日酔いがなく後に引かないのが特徴。ナシとショウガの他に、シナモンやウコンなどの漢方薬が配合されていて神経安定や疲労回復にもよい。

  ◆三亥(サムへ)焼酎

  「ソウルの酒」が三亥焼酎という事実を知っている人は多くない。ソウル市の無形文化財第8号であり1000年歴史を誇る銘酒だ。口の中に広がる米の濃縮された味は文字どおり「芸術」だ。蒸留酒をたしなむ人なら必ず一度は味わってもらいたい酒だ。アルコール度数45度、容量400ミリリットル、価格7万7000ウォン。

  松節(ソンジョル)酒、香オン(ヒャンオン)酒、三亥薬酒とともにソウル市が無形文化財酒に指定した4大酒の一つ。高麗時代にも飲まれていたことが記録に残っていて、朝鮮時代には風流客の愛を一身に受けていた。昔から米がたくさん使われており、蒸留した後にできる焼酎の量が少ないため高級酒に属していた。

  材料は蒸米ともち米、水と麹だ。1年にたった1回醸される三亥酒は正月初めての亥の日に仕込みが行われる。続いて亥の日ごとに仕込みをあと2回繰り返して発酵させる。通常、100日の熟成期間が必要なため「百日酒」と呼ばれるようになり、柳の花が芽吹くころに飲むと言って「柳絮酒(ユソジュ)」とも呼ばれることもあった。数回の低温熟成過程を経るので味と香りが深い。3回に分けて味わってほしい。そのたびに口の中に広がる味が少しずつ変化し、最後の3回目の杯でその味と香りが最高潮を迎える。

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