KTXの特等室を一般室に「不法改造」…KORAIL、また安全不感症
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.06 08:05
韓国鉄道公社(KORAIL)がKTXの座席数を増やすために、安全規定や手続きを無視したまま特等室を一般室に不法改造して、国土交通部(以下、国土部)に摘発された。また、このように改造した座席を乗客に予約販売していたことまで分かった。
これを受け、不良漏電遮断機にガムテープを貼り付けたまま列車の運行を続投したり、1級発がん物質が含まれた廃枕木で「ITX-青春」用の乗り場と階段を作ったKORAILの安全不感症が全く改善されていないという批判が出ている。
5日、国土部によると、先月末KORAILのKTX特等室の改造作業を確認した国土部は、これを中断するよう「履行中止命令」を下した。国土部鉄道運行安全課のキム・ホンナク課長は「KORAILが列車の安全性に大きな影響を及ぼしかねない列車の改造作業を国土交通部の承認もなく無断で進めた。このため、最も強力な行政制裁手段である履行中止命令を下した」と説明した。