韓国国家情報院長「金正恩、3年以内の武力統一いつも豪語」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.09 14:56
南在俊(ナム・ジェジュン)国家情報院長は8日、「金正恩が内部的に『3年以内に武力統一をする』といつも豪語している」として「民主南部愛国力量(韓国内従北勢力)が立ち上がって支援を要求すれば戦争を宣言すると明記した内容が盛り込まれた戦時事業細則も改正した」と話した。南院長はこの日、国会情報委員会に出席して懸案報告をしながらこのように明らかにした。彼は「北朝鮮は海軍戦力を増強しており、首都圏と西海(ソヘ、黄海)5島を狙った砲兵戦力を増強した」として「240ミリロケット砲と122ミリロケット砲を配置した」という報告もしたと情報委与野党幹事のセヌリ党の趙源震(チョ・ウォンジン)議員、民主党の鄭清来(チョン・チョンレ)議員が伝えた。南院長の発言はこの日、北朝鮮の総参謀部が韓日米連合海上訓練を目的にジョージ・ワシントン艦が配置されたことなどを非難した後「任意の時にすぐに作戦に突入できる動員態勢を維持しろとの緊急指示を受けた」と明らかにした状況から出てきた。
北朝鮮の寧辺(ヨンビョン)原子炉が再稼働されているという事実も公式確認された。南院長は「北朝鮮がプルトニウムと高濃縮ウランの生産など核能力を強化するために寧辺の5メガワット原子炉を再稼働して、東倉里(トンチャンリ)には長距離ミサイルエンジン試験など活動を続けている」として「北朝鮮が無条件での6カ国協議の復帰によって核保有国の地位を要求し、対北朝鮮制裁と韓日米共助の離反を通じて主導権の掌握を企てている」と話した。北朝鮮は、韓半島の緊張が高まった4月の寧辺原子炉を再稼働するといった。5メガワット級の黒鉛減速炉である寧辺原子炉について専門家たちは1年間でプルトニウム6キロ(核兵器1基分)を生産できると推定している。