海兵隊、民間航空機に向けて誤って警告射撃(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.20 08:32
17日午前4時。乗客110人など計119人を乗せた中国成都発アシアナ航空旅客機(OZ324)に向けて、仁川市(インチョンシ)喬桐島(キョドンド)の海兵隊哨兵2人が2発の空砲弾とK-2小銃97発で警告射撃するという事件が発生した。有効射距離460メートルのK-2小銃で旅客機から7-8キロ離れた前方に向けた警告射撃だったため、被害はなかった。しかし軍が民航機を識別できず射撃をしたということで波紋を呼んだ。
警告射撃の発端は、喬桐島南側海兵隊の対空監視哨所で警戒中だった兵士2人の目に未確認飛行物体が見えたからだ。この飛行物体では赤い光が点滅し、「ウーン」とする音も聞こえた。哨兵のキム上等兵は1年前から警戒勤務をしてきたが、飛行機がこれほど接近したのは初めてだと判断したという。喬桐島(キョドンド)は西海(ソヘ、黄海)北方限界線(NLL)に隣接し、北朝鮮開豊(ケプン)から2.6キロ離れた超接境地域。2人の兵士は99発の警告射撃をした後、重大状況室に報告した。