現代車チェコ工場、欧州販売車の半分以上を生産

現代車チェコ工場、欧州販売車の半分以上を生産

2018年10月10日16時04分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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現代車チェコ工場で生産された高性能自動車「i30N」を職員が最終点検している。(写真現代車)
  「昔からガラス細工(ボヘミアンガラス)など手先が器用で、共産政権時代にも東欧で機械工業が最も発達した国がチェコだった。低い不良率と高い品質の秘訣だ」。

  チェコの首都プラハから東に290キロ離れた都市ノショビツェ。ここには欧州進出41年目で年間販売100万台突破が確実視される現代車グループの欧州生産拠点チェコ工場がある。現代車の関係者は「欧州の消費者は厳しいが、チェコ工場で生産される車は満足度が高い」と話した。

  ゴルフ場を連想させる広い芝生の上に200万平方メートル(約60万坪)の自動車工場がある。自動車工場は最終組み立てラインを除いてほとんどが自動化され、作業者を見つけるのが容易でなかった。

  あまり知られていないが、チェコは世界で最も古い自動車会社(シュコダ、1895年設立)を保有し、自動車産業に対するプライドが高い。共産政権当時にも西欧に自動車を輸出したほど技術力も持っている。120年の自動車の歴史を誇るチェコを現代車が2008年に生産拠点に決めたのもこうした理由からだ。

  現代車チェコ工場は85キロ離れた起亜車スロバキア工場と協力会社19社を共有する。チェコ工場で生産された変速機は起亜車に、スロバキア工場で生産されたエンジンは現代車に供給する。モービス、現代ウィアなど協力会社も共に進出し、生産から出荷まで効率性を高めた。

  現代車が欧州で販売する自動車のうちチェコ工場が占める比率は半分を超える(2017年51.3%)。年産30万台規模で建設されたが、2011年に3交代勤務を導入し、生産能力は33万台を超えた。特に2015年に量産に入った新型ツーソンが欧州市場でヒットし、チェコ工場の稼働率は108.1%となった。

  完全雇用に近いほど失業率が低い国(2.4%)であり、企業は人材を確保するのが難しいが、現代車は昨年、チェコの大学生が就職したい職場2位になるほど人気がある。工場設立当時から勤務中のイェドゾクさん(46)は「良い報酬と勤務環境のため長期間勤続する人が多い」とし「i30Nのような高性能自動車を生産するということに自負心を感じる」と語った。

  チェコ工場は現代車の欧州市場戦略「高性能自動車」の前哨基地でもある。昨年から高性能ブランド「N」の最初の量産車を生産し、パリモーターショーで初めて公開された「i30ファストバックN」も11月から量産に入る。i30Nは欧州で注文から納車まで平均3カ月も待たなければいけないほど人気がある。

  現代車チェコ生産法人のヤン・ドンファン社長は「チェコは長い産業史と熟練した労働力を持ち、職人精神に対するプライドが高い」とし「量産10年目を迎えた現代車チェコ生産法人はチェコ政府と国民の信頼を受ける企業として定着している」と述べた。
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