北外相「核はあきらめても核知識はあきらめられない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.10 15:35
イランを訪問した李英浩(リ・ヨンホ)北朝鮮外相が「非核化は支持するが、核知識はあきらめない」と話した。ドナルド・トランプ政府で米朝間非核化交渉が開始して以来北朝鮮で核知識の維持を明らかにしたのは今回が初めてだ。
9日(現地時間)、イランの国営メディアPress TVなどによれば、李外相はこの日、イラン国会のアリー・ラーリージャーニー議長に会って米朝間非核化交渉について意見を交わした。
李外相はこの席で「われわれの主な目標である韓半島(朝鮮半島)の完全な非核化を実現するためには米国が自身の約束を守らなければならないが、(彼らが)そのようにすることを拒否している」と主張した。同時に、「われわれは米国と交渉でした約束を守るために非核化に同意したが、米国がわれわれに対する敵対をあきらめないことを分かっているため、核知識を保存する」と話した。