【時論】韓半島の緊張緩和と中国戦勝節行事(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.27 10:36
中国は朴槿恵(パク・クネ)大統領の戦勝節行事出席に熱烈な歓迎の意を表した。韓国の難しい決定を考慮し、儀典に最善を尽くすという。韓米同盟の基調の下、中国の先端武器が公開される行事に朴大統領が出席するのは、長い間の友人の心信之旅と理解している。中国外務省は従来の「戦略的協力パートナー関係」を深める契機になると期待している。中国は戦勝節行事のハイライトである閲兵式に朴大統領が出席することを要望した。ドイツを除いた多くの指導者が閲兵式に出席する。ドイツの場合、第2次世界大戦の敗戦国であり、韓国とは事情が違う。韓国は日帝強占期に中国と共同で日本に対応した。
戦勝節の歴史的時点は韓国戦争(朝鮮戦争)が始まった1950年ではなく日本が降伏した45年だ。2013年に朴大統領と習近平主席の間で合意した「韓中未来ビジョン共同声明」で、政治・安保分野の戦略的疎通を強化することにした。同じ時期、韓中首脳会談の先決条件として開かれた鄭承兆(チョン・スンジョ)合同参謀議長と房峰輝中国軍総参謀長の軍事部門戦略的協力宣言で、その間の敵対的軍事関係は事実上幕を下ろした。