血は中国、心は韓国…帰化の田志希、明日は卓球王(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.14 10:51
最近、韓国スポーツ界で帰化選手の活躍が目立つ。2008北京オリンピック(五輪)女子卓球団体戦に出場した中国出身の唐イェ序(33、大韓航空)は帰化選手では初めて五輪メダル(銅メダル)を獲得し、2014ソチ冬季五輪女子ショートトラックリレーでは台湾華僑3世のコン・サンジョン(18、ユボン女子高)が金メダルを首にかけた。
9月に開催される仁川(インチョン)アジア競技大会では、卓球女子代表の田志希(チョン・ジヒ、22、ポスコエネルギー)が注目される。中国河北省出身で2011年に韓国国籍を取得した田志希は、帰化選手では初めてアジア競技大会の金メダルと総合大会個人戦の金メダルに挑戦する。
9日にソウル光化門付近で会った田志希は韓国人のようになっていた。2008年に初めて韓国に来た当時は韓国語が話せず苦労した。しかし今はもう誰とも自由自在に話が通じる。田志希は「韓国にはおいしいものがあまりにも多い。ピザ、スパゲティもおいしいし、最近はトンテチゲ(鱈鍋)にはまっている」と言って笑った。