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【時視各角】「光化門大統領」という幻想=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.09 10:56
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文在寅(ムン・ジェイン)大統領の「光化門(クァンファムン)大統領」の公約が、事実上、白紙に戻った。時計の針を過去に戻してみよう。

#1.2012年大統領選挙1週間前の記者会見場。

 
「大統領執務室を光化門総合庁舎に移転する。宮廷のような青瓦台(チョンワデ、大統領府)を出て国民の中に入って常に疎通する」「米国ホワイトハウスや英国の首相執務室を見よ。いつも国民と近くにあるが何の問題もない」(警護)、「総合庁舎にある部署が世宗(セジョン)市に移転するので追加的な負担はない」(予算)とも説明した。

#2.2017年大統領選挙1カ月前の討論会。

「私は国政運営に永らく参加してきた。その成功と失敗を通じて準備に準備を重ねた」。安熙正(アン・ヒジョン)候補が異議を提起した。「光化門大統領、しっかりと拝聴させてもらった。ところで青瓦台警護室と関連法はどうするつもりか」、「もう一度…」(文在寅)、「青瓦台警護室法も変わらなければならないはずだが」(安熙正)、「警察に移管して警察庁警護局を新設する」(文在寅)。

#3.就任3週後。

大統領傘下の国政企画諮問委員会は「青瓦台警護室を廃止して警察庁傘下に移管する公約は今回の政府組織改編で保留する」と発表した。人的・物的な土台が十分に用意されていないとの理由だった。

#4.今月4日、兪弘濬(ユ・ホンジュン)「光化門時代委員会」諮問委員会見場。

「迎賓館・本館・ヘリ機場など、主な機能を代える敷地を光化門の近くに探すことができないという結論を下した。文大統領も任務をやってみたところ、警護と儀典というものが複雑で難しいという事実を認知した。むしろ市民の(光化門)広場へのアクセシビリティを落とす」

復碁してみよう。文大統領は「盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府時代に青瓦台で勤務していた時から描いていた構想」と述べた。それなら10年以上考えていたということだ。ところが、就任するとすぐに警護室の警察庁移管という約束を反故にした。初めから「その気」がなかったのではないのかという常識的な疑問が出るほかない。また「準備に準備を重ねた」という文大統領の言葉が事実なら、兪委員が明らかにした取り止め理由もまたあきれることこの上ない。まず敷地確保。「1号公約」として前面に出しながら市内の中心地・光化門に空き地がないことを知らなかった? まるで交通政策を立案して「出退勤時間に道が混むことを知らなかった」と言うのと同じだ。警護・儀典も同じことだ。総合庁舎に執務室が入れば光化門広場が警護区域になるというのは「大統領などの警護に関する法律」第5条にすべて出ていることだ。青瓦台地下壕、ヘリ機場なども2012年の時から提起されていた問題だ。これを理由に公約を撤回するのにおよそ2年の検討が必要だったというのも滑稽だ。2カ月、いや2日あれば分かることだ。税金がもったいない。

朴智元(パク・ジウォン)議員は6日、「(文大統領が)守ろうと公約したと信じている政治家も、国民もごく少数だっただろう」と話した。守ろうとして公約したのではないから問題にすることではないという朴議員の言葉自体に開いた口が塞がらないが、実行への気持ちがなかった欺瞞劇だったのなら普通のことではない。

兪委員は会見で「(公約発表当時)実務的な検討を行ったというよりは疎通強化という理念的趣旨だったようだ」と述べた。一国の大統領執務室の移転公約がどうしたらただ理念として出ただけだと言えるのか。これを正当化して見ぬふりをした瞬間、我々は次の大統領選挙でまた数多くの「理念公約」に巻き込まれてしまうだろう。明日(10日)の記者会見で必ず文大統領の率直な陳述を聞かなければならない理由だ。とにかく就任3年目に入るのに、大統領の生中継公式会見が今回で「3回目」とは、疎通強化だ理念だと言う段階でもなさそうだ。

金玄基(キム・ヒョンギ)/ワシントン総局長

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