中国ＬｅＥｃｏ、米国液晶テレビメーカーを買収…「韓国勢への大きな脅威になる」

ⓒ 中央日報日本語版2016.08.01 15:07

テレビメーカーでコンテンツストリーミングも手がける中国のＬｅＥｃｏが、最近、米国液晶メーカーのＶｉｚｉｏを２０億ドル（約２０５０億円）で買収し、世界のテレビ市場に変動をもたらすとみられている。

１日、市場調査機関「ＷｉｔｓＶｉｅｗ」はことしＬＣＤ（液晶ディスプレイ）テレビの年間出荷量ランキングを発表した。これによると、ことしサムスン電子のＬＣＤテレビの年間出荷量は４７９０万台、ＬＧエレクトロニクスは２９１０万台、ＬｅＥｃｏおよびＶｉｚｉｏは１４５７万台、ハイセンス１４３５万台などが予想されている。

ＬｅＥｃｏは今回の合併により、一気に世界ＬＣＤテレビ市場の「トップ５」に入るのはもちろん、中国６大テレビメーカーのうち先頭圏のハイセンスなどを抜いて３位に入ることになる。

ＷｉｔｓＶｉｅｗは「ＬｅＥｃｏが世界テレビ市場で地殻変動を起こすだろう」としながら「特に、韓国のテレビメーカーにとって大きな脅威になるだろう」と伝えた。