<インタビュー>「韓国は教育革新モデルを外国から探すのではなくソンビ精神活かすべき」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.20 11:36
米国ナッシュビルで生まれたパストリッチ教授はエール大で中文学を、東京大で比較文化学を勉強して中国語と日本語を学んだ。1995年、ハーバード大で東アジア言語文化学博士過程を履修中にソウル大中文学科へ研究生としてやってきて韓国と縁を結んだ。パストリッチ教授は「今後中国が台頭するだろうと考えて83年から中国語の勉強を始め、その後東アジア3国の言語にすべて通じれば東アジア比較文学の真の第一人者になれるだろうと思い戦略的に韓国語の勉強までした」と話した。また、「現在、韓国の学生にはベトナム語とインドネシア語を習っておくことが有益な未来戦略になると思う」とした。
97年、韓国人女性と結婚した彼は韓国式の名前「イ・マンヨル」を好んで使い、韓国語も流ちょうだ。だが、1男1女を韓国で育てながら「多文化家族」の苦衷を肌で体験した。「2007年からずっと韓国に住んでいる。当初は2人の子供たちを韓国の学校に行かせていたが、結局インターナショナルスクールに入れ直した。『米国人か、韓国人か』という質問を絶えず受けなければならなかった。韓国社会への適応は『(韓国人のような)容貌』次第だというのが現実」と皮肉った。