出口の見えないMBC労使対立…人気ドラマも中止=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.07 10:43
◆労使の相次ぐ告発・告訴=ストをめぐる労使の対立も増幅されている。MBC労組は4日、「報道局166人集団辞職決議」で対抗し、6日には金在哲社長を業務上背任などの容疑で南部地検に告発した。イ・ドンフン公正言論市民連帯政策室長は、「政権が変わるたびに起きるものだ。使用側と労働側が解決しなければならない内部問題だ」と明らかにした。これに対し使用側は5日、労組を相手に30億ウォンの損害賠償請求訴訟を起こした。
KBSの緊張感も高まっている。KBS使用側は6日「合法的に保障された公社の人事と経営権を否定するもので、これは労働条件改善と関係ない違法ストだ。4月の総選挙を控え放送を担保にした政治闘争だ」と明らかにした。ソウル地方雇用労働庁南部支庁も6日、KBS労組のストは違法ストとし撤回を促した。だが、労組は「公正報道に対する要求もまた労働条件に含まれる」と対抗している。