【コラム】日本軍国主義時代に「迫力」という新造語が登場した
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.24 16:46
垓下で四面楚歌の窮地に追い込まれた項羽は死の直前、「垓下歌」を残した。「力は山をも抜き、気勢は世界を覆っていたが、時運が不利なので、馬も進もうとしない…(力抜山兮 気蓋世 時不利兮 騅不逝…)」。2000余年後、私たちの近代の民族英雄、安重根(アン・ジュングン)は伊藤博文を暗殺する前、禹徳淳(ウ・ドクスン)に「丈夫歌」を伝えた。「男が世の中を生きていくこと、その志は大きい。時代が英雄をつくり、英雄が時代をつくる…(丈夫処世兮 其志大矣 時造英雄兮 英雄造時…)」。項羽は気を、安重根は志を語った。