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陰のある歴史も私たちの一部…韓国、ネガティブ遺産の保存に動く

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.12 13:10
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朴鍾哲(パク・ジョンチョル)拷問致死事件が起きたソウル南営洞(ナミョンドン)対共分室取り調べ室。現在は人権の重要性を知らせる警察庁人権センターとして使われている。
英国リバプールにある「マージーサイド海洋博物館」は大英帝国の派手だった海洋時代を凝縮している。世界のあちこちに植民地を置いて君臨した膨大な規模の貿易とスペインの無敵艦隊まで倒した英国海軍の数百年の歴史が記録されている。先月2日、記者が訪れたこの場所の最後の動線には意外にも「国際奴隷博物館」があった。英国の黄金期がどんな人たちの犠牲により成り立っていたのかを見せる場所だ。記者は1676年に奴隷が残した記録の前に立った。

「英国の人の中には悪魔がいる。彼らは全てのものに仕事をさせる。黒人に、馬に、お尻に、さらには木や風さえも」

 
数十人の奴隷の足は鎖で縛られている。手には手錠が、口にはくつわが嵌められている。当時リバプールの貿易収入を支えたのは綿織物でなく奴隷だったことを明らかにしている。売り上げの3分の1は奴隷商売により生じたという。イタリア観光客のアント・ムーニー氏(40)は「強盛大国の歴史を奴隷に関する記録で終えるように社会的合意を成した英国に驚いた」と話した。

海洋時代のストーリーは奴隷にとっても悲劇的なだけではない。英国人は「悪魔のような英国人」と同時に「普遍的人権の時代を開いた英国人」を同時に見せている。英国市民団体「イングリッシュ・ヘリテージ」が買いとって保存したケンウッド・ハウスには「初めての黒人貴族少女」の姿が描かれた絵画作品(1779年)が展示されている。彼女は白人と同等に華やかに表現されている。彼女の後見人だったマンスフィールド伯爵の献身が生み出した結果だ。伯爵は奴隷制廃止を早めた「サマーセット裁判」の担当判事であった。この歴史的物話は映画や小説で絶えずリメイクされ、小説『ダイド・ベルの実際の話(原題:Bell:the True Story of Dido Belle)』は今年英国で大きくヒットした。

英国の事例は歴史の中の「ネガティブ遺産」が現在を生きる私たちにとってどんな意味があるのかをよく見せている。過去の先祖の誤りも私たちの一部であり、今の私たちの姿はその全てのものを克服した結果という1つの叙事を完成させる重要な資産だ。

近現代遺産を保存するソウル市未来遺産事業も多様なネガティブ遺産を確保する作業をしている。尹ボ善(ユン・ボソン)元大統領の家屋近隣には1967年に中央情報部が作った「尹ボ善監視建物」が存在する。北村(プクチョン)正読読書館と漆工房~松院(ソンウォン)アートセンターを通って歩くと出てくる古びた建物だ。5階建ての古くなった住宅は上に上がるほど狭くなる典型的なやぐらの形態を取っている。当時の中央情報部関係者は90年代の米国メディアとのインタビューで「尹ボ善を暗殺しようとしていた狙撃手が待機した所」という暴露もした。

今は朴鍾哲(パク・ジョンチョル)記念館に姿を変えた、大学生朴鍾哲が水拷問で亡くなった「南営洞(ナミョンドン)分室」もネガティブ遺産だ。日帝時代の日本人将校の官舎、1・21事態(大統領府襲撃未遂事件)の際に銃弾跡が残った松も同じだ。梨花(イファ)史学研究所カン・ジョンスク研究員は「過去から学び考えることが歴史の本質だと見た時ネガティブ遺産は私たちの成長のための1つの原子力発電所」とし、「圧迫を加えた人達がかえってこのような遺産を残すことにしたことは多くのことを示唆する」と話した。南京虐殺を執拗に記録して展示し、日本を圧迫する中国の最近政策もネガティブ遺産の影響力を見せる。民主化運動記念事業会新型式企画広報室長は『CIA拷問事件を見ながら「拷問が悪い」という宣言だけでは過去の悪い慣行を変えることができないということを感じるようになる』とし、「結局、絶えず記憶して再確認する方法以外にはない」と話した。

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