朴大統領、韓日中「原子力安全協議体」提案
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.16 13:01
朴槿恵(パク・クネ)大統領が15日、日本の植民地支配からの解放を記念する「光復節」式典で演説し、韓日中3カ国が参加する「原子力安全協議体」の設立を提案した。朴大統領は「北東アジアは原子力発電所が密集した地域」とし「安全が地域住民にとって大きな問題となっている」と述べた。続いて「私は、欧州連合(EU)が石炭・鉄鋼分野の協力を通じて多者協力を実現し、欧州原子力共同体を作ったように、北東アジア地域で韓国・日本・中国が中心となって原子力安全協議体を作ることを提案する」と主張した。
本格的な議論の舞台は11月にソウルで開催される「北東アジア原子力安全シンポジウム(TRM+)」となる見込みだ。韓日中は2008年から毎年、「原子力安全上級規制者会合(TRM)」を開いている。これを拡大・発展させるという意味で「+」を付け、TRM+を開催する方針だ。政府は交渉が順調に進めば、来月日本で開催される第7回TRMを第1回TRM+として、11月のソウル会議を第2回TRM+とする考えだ。