【社説】幼い実習生を酷使してどれだけ儲けようと…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.02 16:27
昨年12月、産業現場で実習中の高校生(18)が脳出血で倒れた起亜(キア)車光州(クァンジュ)工場で、多くの違法行為が摘発された。 雇用労働部が特別勤労監督をした結果、賃金未払い、勤労時間違反、年少者未認可夜間・休日勤務など、労働関連のほぼすべての分野で82件の違反事項が出てきた。
特に高校生の実習生138人に延長勤労限度を超過して働かせた点が目を引く。 このうち78人は雇用労働部長官の認可を受けてこそ夜間・休日勤労が可能な18歳未満の年少者だが、手続きを無視して働かせていたことが明らかになった。 さらに一部の手当と賞与金をきちんと支払っていなかったことが明らかになり、実習を口実に高校生を安い労働力として活用していたのではと疑われている。 起亜車光州工場のように社会的責任が大きい企業でこういうことが行われていたというのは衝撃だ。