【解説】ソウル市長補欠選、安哲秀の登場が保守層を刺激(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.25 09:35
安哲秀(アン・チョルス)ソウル大学融合科学技術大学院長が24日、無所属の朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長候補の支持を明らかにし、選挙戦はハンナラ党羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)候補を推す朴槿恵(パク・クンヘ)元代表と安院長による大統領選前哨戦として展開する様相を見せている。
このようにソウル市長選が大統領選の前哨戦の様相を見せるとハンナラ党の親朴槿恵系議員統や親李明博系議員、民主党主流派と親盧陣営の計算も複雑になっている。親李明博系議員は選挙結果によって朴元代表が打撃を受けハンナラ党の党内力学が変わるという可能性に注目しており、親盧陣営も安院長の浮上が文在寅(ムン・ジェイン)盧武鉉財団理事長の動きに変数になることから神経を尖らせているという観測が出ている。政界では羅卿ウォン勝利か朴元淳勝利かによって「安哲秀新党」が登場する可能性があり、それによって政界の一部が再編される可能性もあるという分析まで出ている。