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ルモンド紙「韓国に返還の図書、定期的に仏に帰還」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.11.15 11:58
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仏日刊紙のルモンドは13日、韓国に還収される外圭章閣(ウェギュジャンガク)図書が定期的にフランスに帰還するだろうと報じた。同紙によると、仏大統領宮に精通した消息筋の話として「図書はフランスに定期的に戻ってくる。特に2015~2016年の韓仏相互文化交流の年には帰還するだろう」と主張した。

これに対して駐仏韓国大使館関係者は「相互文化交流の年にフランスで開催される展示に外圭章閣図書の一部が含まれるということは両国首脳の合意文に入っているが、『定期的に戻ってくる』というのは事実無根」と話している。外圭章閣図書は5年ごとに貸与契約を更新する形式で韓国に引き渡し、所有権はフランスに残される。したがって今後フランスが一部図書に対する定期的返還を要求する可能性を排除することはできない。

 
同紙は、「こうした措置(定期的返還)にもかかわらず、多くのフランスの博物館・図書館関係者らは他の国々が強奪されたと考えている文化財に対する返還要求が相次ぐことを懸念している」としている。

一方、日刊紙フィガロは、外圭章閣図書交渉は李明博(イ・ミョンバク)大統領の譲歩によって妥結したと主張した。同紙は「両国の交渉は膠着状態だったが、李大統領が主要20カ国(G20)首脳会議開幕直前に単純更新貸与という原則を受け入れ、『ワインに水を注いだ』」と報じた。永久的貸与を保障する文言を合意文に含ませるべきという主張から引き下がったという意味だ。「ワインに水を注ぐ」というのは妥協案を受け入れるという意味のフランス語表現だ。


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