クウェートに韓国の仁川空港? 海外に初めてノウハウ輸出
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.05 13:25
クウェート国際空港第4ターミナルの竣工式が開かれた4日午前(現地時間)。仁川(インチョン)空港公社の鄭日永(チョン・イルヨン)社長が第4ターミナルの入り口で竣工式行事に出席するサバ・アルサバ・クウェート国王を迎えた。他国の行事場所で同国の王を鄭社長が出迎えたのは、鄭社長が第4ターミナルを委託運営する会社の代表であるからだ。
仁川空港公社が空港運営ノウハウの輸出を本格的に始めた。その最初の作品が4日に竣工したクウェート空港第4ターミナル。公社は2023年までの5年間、ターミナルを委託運営する。クウェート第4ターミナルは仁川空港第2ターミナルの4分の1水準の年間450万人を収容できるクウェート国営航空機専用ターミナル。公社はここで航空セキュリティー、旅客サービス、商業施設管理、空港収益徴収および管理、施設運営およびメンテナンスなど空港運営の全分野を担当する。仁川国際空港の運営方式をそのままクウェート空港に適用する。こうした業務を遂行しながら5年間に公社がクウェートから受ける金額は約1370億ウォン(約135億円)という。