韓国国防部長官「北、核弾頭小型化技術な相当なレベル」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.28 10:19
北朝鮮が核弾頭を小型化できる技術を保有したという政府の評価が出てきた。
韓民求(ハン・ミング)国防部長官は27日、国会国防委員会の国政監査で、「北が3回の核実験をし、その後、相当な時間が経過し、自ら相当な水準に達したと発表するほど技術的レベルが高まった」と述べた。また「確認されてはいないが、北が(核弾頭を)小型化できる技術が相当な水準に達したと推定する」と話した。核弾頭の小型化とは、ミサイルなど核弾頭を運搬できる手段に搭載できるようになることをいう。北朝鮮の核兵器保有が迫っているという意味だ。尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官も外交部の国政監査で「北の核弾頭小型化の可能性がますます高まっているという点を懸念している」と述べた。国防・外交長官が同時に出した診断だ。これはその間の政府の公式立場とも異なる。政府は北朝鮮が核弾頭を小型化するには相当な時間がかかると分析してきた。しかしスカパロッティ韓米連合司令官が北核小型化の可能性に言及したのに続き、24日に開かれた韓米国防・外交長官会談(2プラス2会談)に出席した当局者が同じ内容の発言をし、北の核兵器保有が現実化したのではないかという懸念が出ている。