日本は白書の国...韓国にとっても非常に有益(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.07.19 10:54
日本は白書(white paper)の国だ。敗戦後の日本の成長を込めた白書は、各省庁の有能な官僚が多数動員されて作成する年次報告書で、現在50余種類に達する。このため白書は官僚文学の真髄と評価されたりもする。
特徴は6月には防災、高齢化社会、環境、犯罪被害など社会関連白書が主流をなし、7月には経済財政、通商、科学技術、労働経済、中小企業など経済関連白書が出てくるという点だ。このうち内閣府の経済財政白書(旧経済白書)に、経済産業省の通商白書、文部科学省の科学技術白書を加えた3大経済白書が国内外で最も注目されている。
「経済白書はその年の国の経済動向を豊富な資料を使って分析し、その実態を一般に広く報告することを目的とする。経済政策と日本経済の将来に関するさまざまな議論も含んでいる」(1954年7月経済白書)。