<KTX脱線>復旧作業本格化、10日午前にも正常化の見通し
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.09 09:32
国土交通部と韓国鉄道公社などが8日午後から江陵(カンヌン)発ソウル行きKTX脱線現場の復旧作業を本格的に展開した。鉄道公社などは現場事故対策班を設け、起重機を使って脱線した機関車を持ち上げた。また切れたり曲がったりした線路800メートルの復旧に総力を挙げた。壊れた分岐器2基も復旧に着手した。フォークレーンを使って路盤を整理したり夜間作業のためサーチライトも設置した。
事故列車は先頭の機関車と次の客車が線路を離脱して90度の角度に曲がった。負傷者15人はこの日午後に全員帰宅した。鉄道公社関係者は「復旧作業は10日午前2時ごろに終わりそうだ。事故区間の列車運行は10日午前5時以降から可能だろう」と予想する。
鉄道公社は最近五松(オソン)駅での停電事故など相次ぐ事故を機に非常安全経営に入った。李洛淵(イ・ナギョン)首相が5日に鉄道公社本社を訪問し再発防止を注文したが、それから3日で事故が起きた。