「中国への圧力は逆効果の可能性」「南北米が3者協議体の稼働を」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.01.18 16:29
4回目の核実験に対する北朝鮮への制裁レベルをめぐり、米国と中国が神経戦を繰り広げている。国連安全保障理事会レベルの国際協調制裁とともに、北朝鮮に対して実質的な影響力を行使できる中国がどのような対応策を出すかが注目される。中国の対北朝鮮制裁戦略の悩みは何か、「戦略的忍耐」を前に出した米国の対北朝鮮政策は変わるのか、また韓国政府はこうした状況をどんな戦略で突破していくべきかについて、外交安保専門家が対談した。
14日に中央SUNDAYの会議室で開かれた対談で、キム・フンギュ亜洲大教授(中国政策研究所長)は「中国を敵に回したり圧力を加える対象にしてはいけない」とし「なんとか協力して北に圧力を加えるのが我々の課題」と強調した。キム・ヒョンウク国立外交院教授は「現状況を打開するためには南北と米国が参加する3者協議体を稼働する必要がある」と提言した。