イタリアで韓国産海苔とプルコギ用タレが大ヒット
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.18 14:14
ローマ帝国のカラカラ皇帝(在位211~217)が作った大型浴場近くの国際連合食糧農業機関(FAO)職員専用食品売場。先月末、新しいヒット商品ができた。韓国産海苔とプルコギ用タレだ。なくて売れないほどだ。ロベルト・ボナフェデFAO売り場総括マネジャーは「チボ・コレアノ・メノ・マレ(『韓国料理、大当たり』という意味のイタリア語)」が口癖になった。今月の初めにはイタリアワインとフランスチーズの側に小型の太極旗を付けた特別コーナーまで用意した。
330平方メートル規模のこの売り場は敷居が高いことで有名だ。多様な国籍と文化的背景を持っている職員の福祉のためにFAO側が入念に選び検証された製品のみ入荷できる。世界化に成功したという日本食も品数はあるという程度だ。自国の食べ物に自負心がとりわけ強いイタリア人であり、世界で選抜されたエリート国際機構の職員の目も高い。FAOは192カ国の会員国を持つ国連傘下の機構でローマ常駐職員だけで3000人を越える。