【時論】平昌五輪が開いた南北平和会談の扉(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.27 10:08
4・27南北首脳会談は韓国戦争(朝鮮戦争)休戦以降3回目の首脳会談となる。このような希望の瞬間は、二極化が進む最近の世の中ではあまり見られない。わずか数カ月前まで政治的な緊張が急激に高まり、さらに韓半島(朝鮮半島)で軍事的な対決が起こる可能性も高く見えた。
2月の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)を控え、昨年の世界は北朝鮮のミサイル発射と核実験、好戦的な言葉などで危機に直面した。そのような状況から最近の前向きな進展まで五輪が重要な役割をした。国際関係では現実政治が最も重要だといわれるが、スポーツが南北に対話の機会を提供したという事実は一部では意外として受け止められるかもしれない。