LG化学に1260万ドル支援したビル・ゲイツ夫妻
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.08 10:25
マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏とメリンダ夫人が設立した世界最大のチャリティ団体ビル&メリンダ・ゲイツ財団がLG化学の小児まひワクチン開発プロジェクトに1260万ドルを支援する。ゲイツ財団は伝染病退治、ワクチン接種、公共医療環境改善などに投資、支援を行っている。LG化学は7日、「2014年から進行中の不活化小児まひワクチン研究にゲイツ財団が1260万ドルを支援する予定」と発表した。
ビル&メリンダ・ゲイツ財団はゲイツ氏が2000年にメリンダ夫人とともに設立した。現在860億ドルの資産を持つ世界最大の富豪のゲイツ氏はこれまでゲイツ財団に400億ドルを投資した。投資の鬼才と呼ばれるバークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェット会長もゲイツ財団に自身の財産の99%を寄付すると約束している。
ゲイツ財団の支援を受けることでLG化学の小児まひワクチン研究もさらに弾みがつくことになった。現在ワクチンの臨床2相を準備しているLG化学はゲイツ財団の支援金を海外臨床試験と忠清北道五松(チュンチョンブクド・オソン)に位置したワクチン専用工場の生産設備拡張に使う予定だ。