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【取材日記】韓国の女性は道を歩くのが怖い

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.11 11:32
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道を渡っていた女性が向こうから歩いてくる男性の肘と顔がぶつかった。女性は男性の背中を押して抗議した。「キレた」男性は突き進んで女性を打ち倒した後、げんこつで顔を殴った。鼻骨が折れ、顔は血まみれになった。8日、ソウル松坡区(ソンパグ)で起きた事件だ。

一日前の7日、ソウル冠岳区落星垈(クァナクグ・ナクソンデ)駅周辺で若い女性の悲鳴が鳴り響いた。エスカレーターに乗って駅から出た女性は、突然後ろから現れた男性に頭を殴られた。市民の助けで警察に逮捕された男性は「私をあざ笑うようで殴った」と話した。

 
さらにある。4日、ソウル市内の大学では女子学生に向かって何の理由なくコーラをばらまいた男子学生が警察に捕まった。「女が勉強はせず、外で歩き回っているのが気持ち悪い」という理由だった。この学校の掲示板には「コーラでなく塩酸だったらどうするところだったか。考えただけでも怖い」などの批判が相次いだ。

いずれも最近起きたことだ。女性たちは「ニュースを見ると、ますます道を歩くのが怖くなる」と訴えるが、警察の現実認識は違う。被害者の鼻骨が折れた8日の松坡区事件で警察は「道を通り過ぎているうちに争いが起きただけ」とし、加害者を逮捕してそのまま送り返した。このような事実が知らされ、警察の対応に対する非難が相次いだ。京畿(キョンギ)大学犯罪心理学科のイ・スジョン教授は「“通り魔事件”は『自身より弱い人を選ぶ』という心理から始まる。自身より弱い人を攻撃する反社会的動機から出発した犯罪は理由を問わず厳しく処罰しなければならない」と話した。

嫌悪犯罪に対して従来から警戒心を持っている他の国に比べて韓国の対応態度は甘くて遅い。昨年末、李鍾杰(イ・ジョンゴル)共に民主党の議員が性別・人種・宗教などによる嫌悪犯罪を別に管理する「嫌悪犯罪統計法」を発議したが、宗教界を中心に「同性愛助長法」という反発が激しくなり撤回した。最近、カン・ヒョサン自由韓国党の議員は女性嫌悪犯罪の処罰を強化する刑法改正案を発議するという立場を出したが、女性のセクハラだけを対象にする計画だ。

米国は韓国とは大きく異なる。女性に対する嫌悪犯罪まで加重処罰する「嫌悪犯罪予防法」、嫌悪犯罪者を別に分類して管理する「嫌悪犯罪統計法」がある。実際に3月、米ロサンゼルスで韓国人女性の頭を理由もなくハンマーで叩いた男性は嫌悪犯罪の容疑で起訴された。中央(チュンアン)大学社会学科のイ・ナヨン教授は「昨年5月、江南(カンナム)駅殺人事件以降、女性嫌悪に対する議論があったが、実質的に変わったことはない。女性が社会的弱者として受ける被害があるということを認めることから議論を始めなければならない」と話した。

ユン・ジェヨン/社会2部記者

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