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朴大統領「歴史教育政争が国民を分裂させてはならない」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.14 09:06
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朴槿恵(パク・クネ)大統領は13日、「国と国民のために政界が不必要な論争で国論を分裂させるより、正しい歴史教育の正常化を成し遂げて国民統合の契機となるよう努力してほしい」と述べた。朴大統領は同日、米国訪問の途に就く前、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で開いた首席秘書官会議で「歴史教育は、政争や理念対立によって国民や学生を分裂させてはならない」と強調した。今月初め、歴史教科書国定化論争が大きくなって以降、朴大統領がこの問題に対して自ら立場を公にしたのは初めてだ。

朴大統領は「大韓民国の国民として正しい歴史観を持って価値観を確立し、国の未来を開いていくことは、私たちが次世代のために必然的に負うべき使命」としながら「正しい歴史教育を通じて子供たちが自分たちの歴史を正しく認識し、自矜心と自負心を持った正しい大韓民国国民に育つよう導いていくのは国家と国民の未来のために大変重要なこと」と述べた。引き続き「特に、統一に備えるためにも、自国に対する正しい歴史観は重要だ」と強調した。

 
朴大統領は「大韓民国に対する確固たる歴史観と自矜心を植えつける努力をしなければ文化的にも歴史的にも他国の支配を受けやすくなる」とし「世界の地平が日増しに広くなっていて、特に北東アジアやその周辺の地形は急速に変化している」とも述べた。朴大統領は13日午後、米国ワシントンに向けて出発した。

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