米、金賢姫の発言分析…大韓航空機爆破は北朝鮮の仕業と結論(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.20 09:58
米国が25年前の大韓航空(KAL)858機爆破事件を扱った外交機密文書を公開した。事件発生翌日の1987年11月30日から金賢姫(キム・ヒョンヒ)を特別赦免した90年4月まで、ソウル・東京・北京の米大使館とワシントン国務省の間でやり取りされた「KAL858」関連の外交文書57件で、分量は200ページにのぼる。
米国は先月11日に国務省ホームページに公開したこの機密文書で、事件発生直後の米情報当局の調査でも大韓航空機爆破は北朝鮮の仕業であることを確認したという新たな事実を公開している。88年2月に駐韓米大使館がワシントンに報告した文書によると、米当局者は大韓航空機爆破事件の直後、金賢姫を調べた。米情報当局が当時確保していた北朝鮮工作員26人の写真を見せながら、金賢姫に接触した人物を選ばせた。金賢姫は事件直前にユーゴスラビアのベオグラード(2人)とハンガリーのブダペスト(1人)で接触した人物3人を指した。米大使館は文書で、これを根拠に「金賢姫は北朝鮮工作員」と指摘した。