「朴大統領、韓日関係改善意志を確実に見せた」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.16 10:48
日本の植民地支配からの解放を記念する「光復節」式典での朴槿恵(パク・クネ)大統領の演説に対し、外交安保専門家は北朝鮮と日本に向けて未来志向的な提案をしたと評価した。主導的に外交関係を解くという意志が反映されたとも述べた。
北朝鮮に環境・民生・文化分野での協力を提案したことに対し、朴仁フィ(パク・インフィ)梨花女子大国際学部教授は「核・ミサイル挑発に対する強力な警告を前提とし、同時に信頼を築く努力も続けるという提案をした」と分析した。また「2つの目的をともに成し遂げようというツートラック戦略を稼働した」と評した。
高有煥(コ・ユファン)東国大北朝鮮学科教授は「演説で北が吸収統一と認識して拒否した『ドレスデン宣言』に言及せず、民生インフラ、民族同質性などを強調したのは、うまく方向を設定した」とし「まずは可能な分野から始めてみようという部分に傍点が打たれている」と説明した。