農業・鉄鋼守り自動車市場は譲歩、韓米「パッケージディール」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.26 08:28
米国製自動車に対する韓国の市場追加開放と韓国製鉄鋼に対する米国の関税免除をめぐり両国間で「パッケージディール」が成立した。産業通商資源部の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)通商交渉本部長は25日、仁川(インチョン)空港で記者らと会い、「韓米自由貿易協定(FTA)改定交渉と鉄鋼関税交渉について米国と原則的な妥結に至った」と話した。これで今年初めから始まった韓米FTA改定交渉が約3カ月ぶりに事実上終えられた。
金本部長は、韓国製鉄鋼に25%の関税を課そうとした米国の方針と関連し、「鉄鋼関税の不確実性が除去された」と話した。最終案は確定していない。金本部長は「いくつかの技術的問題が残っているが近く解決されるだろう」と話した。