【時視各角】「サウジへの原発輸出」成功できる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.30 16:59
サウジアラビアの政府組織は独特だ。韓国を担当する主務部署が経済企画部だ。先週、韓国を訪問した経済企画部長官は韓国担当長官という肩書きも持っていた。サウジ人は韓国人をジュバイルの建設者として初めて会った。1970年代だ。サウジ最初のジュバイル産業港の建設現場は24時間中、槌の音で騒がしかった。目つきが輝いて優れた機能の持ち主である現代建設技術・労働人材の敏捷性は今でもその国のパワーエリートの間で伝説のように伝えられている。サウジの人々にとって韓国人は無から有を創り出す驚異的な国民と記憶されている。韓国を経済長官が引き受ける国に規定したサウジの政府組織は、このような歴史的経験を反映したものだ。
世界石油の5分の1を生産する中東の覇権国、サウジが修交55周年を迎えた2017年10月、韓国を再び呼んでいる。金正恩(キム・ジョンウン)と同年代の実権者、ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子は空前絶後の巨大な規模のサウジ大改造計画を立てた。560兆ウォン(約56兆6045億円)を投じて紅海沿岸にソウル面積の44倍に当たるデジタル砂漠都市を建設すると発表した。