韓経:マッキンゼー、韓国造船業のコンサルティング着手
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.15 09:20
グローバルコンサルティング企業のマッキンゼーが14日、現代(ヒョンデ)重工業・サムスン重工業・大宇(デウ)造船海洋など造船3社に対するコンサルティングに着手した。韓国政府はこのコンサルティングの結果に基づいて造船「ビッグ3」の事業再編案を組むという計画だ。マッキンゼーは第1次のコンサルティング結果を来月末に政府に提出する予定だ。
14日、金融当局によればマッキンゼーは造船海洋プラント協会からの依頼を受けてこの日から現代重工業など造船ビッグ3に対するコンサルティング作業に着手した。造船海洋プラント協会の関係者は「造船業種の構造改編が急務でコンサルティングを急いで行うことにした」と説明した。
マッキンゼーは現代重工業とサムスン重工業、大宇造船海洋が先月主債権銀行に提出した自救計画案とは別に、会社別の受注現況・展望、グローバル造船業界の動向・展望、中国との競争力格差などを分析する予定だ。また船舶の種類を浮遊式原油生産および保存設備(FPSO)、ドリルシップ、半潜水式ボーリング船、バルク船、コンテナ船、液化天然ガス(LNG)船などに細分化した後、造船3社がどの船舶において競争力があるのかに対する分析も行う。