<エジプトのバス爆弾テロ>旅行制限指定を無視する業界…年間2万人の韓国人が巡礼地へ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.18 10:46
20、30人単位の聖地巡礼パッケージ商品が流行し始めたのは2010年。エジプト・イスラエル・ヨルダンと続く出エジプト旅程のほか、トルコ・ギリシャなどを訪れる使徒パウロ旅程が主な商品だ。復活節を控えた2、3月がピークとなる。聖地巡礼プログラムは中小旅行会社の間でニッチ市場と見なされている。C旅行会社の関係者は「小さな旅行会社は広告をする余力がないため、ほとんど教会を相手に販売する」と説明した。教会を訪れて名刺を配ったり、旅行会社の職員が教会信者として登録するケースもある。
シナイ半島で2012年2月に韓国人巡礼客が拉致された後、政府は旅行警報を2段階の「旅行自制」から3段階の「旅行制限」に引き上げた。外交部は16日、特別旅行警報を発令した。該当地域は一時的に出入り禁止となり、滞留中の韓国人は直ちに撤収しなければならない。