性早熟症が急増…5年間で4.4倍に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.05.14 10:58
パク・ミンジュちゃん(仮名、8歳)は6歳から胸が膨らみ始めた。親は「最近の子どもは成長が早いと聞いたが、これほどだとは思っていなかった」とし、娘を病院に連れていった。検査の結果、ミンジュちゃんの成長板はすでに12歳水準であることが分かった。
双子の兄弟イ・ドンヒョン君、ドンフン君(仮名、8歳)は昨年から睾丸と陰茎が大きくなる症状が見られた。病院で検査を受けた結果、成長板はすでに13歳水準に発達した状態だった。病院側は「治療を受けなければ今後3-4年で成長がとまる」と診断した。
このように思春期が早く始まる性早熟症患者がこの5年間に急増していることが明らかになった。健康保険審査評価院が過去5年間の性早熟症診療について分析し、13日に発表した結果だ。06年に6400人だった患者数は昨年2万8000人と4倍に増えた。これに伴い、性早熟症関連の診療費も06年の23億ウォンから昨年は179億ウォン(約14億円)に急増した。