【中央時評】速度の時代に文大統領が支持率を守る道(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.10 13:21
まるで18世紀フランス大革命時期の演説文を思い出させるかのようなこの巨大談論が今日を生きるわれわれにどれほどくらいぎこちないかを詳しく論じる紙面はない。ただし、筆者は今日、革命が不可能な様々な理由の中で、“超連結”韓国社会の速度感を述べたい。韓国は超高速インターネット、スマートフォン普及率世界1位を争う初演結社会で暮らしている。政治情報を含めたすべての情報と判断、認識は文字通り、光の速度で皆に流通される。大統領の一言に数百の書き込み、ポスティングが一瞬につけられ、これはあっという間に解釈されて変形され広まる。
初連結社会の速度感と人生の現場の脆弱さと政府の急ぐ経済正義が出会い、実用的支持派を大きく動揺させた事件が最低賃金政策だった。大統領選挙当時に約束したスケジュールに合わせて急激な最低賃金の引き上げを推進する時、政府は最低賃金の正義が自営業者の脆弱さと生活世界の複雑さをあまねく解決すると楽観した。