ルノーサムスン自動車、7年ぶりに人員削減へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.26 09:39
ルノーサムスン自動車が7年ぶりに人員削減に出る。今年の内需不振と輸出減少で30%近く生産台数が減ったのに伴う決定だ。会社側は近く労働組合と人員削減規模、時期と方法などについて協議に出ることにした。
ルノーサムスン労使が25日に明らかにしたところによると、会社側は21日に労働組合幹部を対象に経営現況説明会を行った。この席で会社側は今年の経営実績と販売現況などを説明し、現在の釜山(プサン)工場の1時間当たり生産台数(UPH)を60台から45台に減らさなければならないとの方針を伝えた。
ルノーサムスン釜山工場の生産職は1800人ほどで、現在2交代で1時間当たり60台の自動車を生産中だ。だが9月に委託生産している日産「ローグ」の生産が終了すると輸出量が大きく減ると予想され、UPH調整は避けられないというのが会社側の説明だ。最近LPG自動車販売許容などで内需販売が回復しているが輸出減少にともなう遊休人材調整に向け人員削減に出ることになった。