【社説】ハングルの両面…防弾少年団は世界化、国内では荒廃化

【社説】ハングルの両面…防弾少年団は世界化、国内では荒廃化

2018年10月10日13時03分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  昨日、ソウル光化門(クァンファムン)広場では意味深い行事があった。世宗大王(セジョンデワン)即位600周年、ハングルの日572周年を迎えて初めて世宗大王の銅像の前で慶祝式が開かれた。この席で李洛淵(イ・ナギョン)首相は「ハングルはわれわれだけの文字でない」と強調した。そして、韓国人で初めてビルボードチャート1位に上がった防弾少年団を称賛した。李首相は「世界の人々が防弾少年団のハングル歌詞を書いて歌っている」として「韓流とハングルの拡散に寄与した若者たちに文化勲章を授けることにした」と紹介した。

  李首相の言葉通りにハングルはわれわれだけの文字でない。世界10大実用言語に入り、世界所々でハングル学習ブームが起きている。2007年3カ国13カ所で建てられたハングル学校である世宗学堂が現在57カ国174カ所に増えたのがその傍証だ。トルコなどハングルを第2外国語として採択する国も増加している。科学的音韻体系を備えた本来の優秀性にK-POPを中心に韓流の拡散が加えられたおかげだ。防弾少年団が公演したニューヨークのシティ・フィールドスタジアムでは数万人がハングル歌詞を口ずさみ、地下鉄の駅にはハングル案内文が設置された。どれほど感極まることだろうか。

  このような韓国語が実際、国内ではどのように待遇されているのか振り返ると恥ずかしい。正体不明の新造語や略語、隠語が日常生活とソーシャルネットワーキングサービス(SNS)に氾濫している。ナットニンゲン(私は人間ではない)、カップンサ(突然雰囲気が冷める)など数え切れない。青少年のストレス解消向けの言語的遊戯やデジタル時代の文化移転の過程と見なす段階は過ぎた。ハングルの荒廃化と破壊範囲が広すぎる。

  世界が認めた韓国語の独創性と科学性を国民が傷つけてはならない。ハングルのカリグラフィーを見るとどれほど美しいか。自負心を持って優秀性を生かす必要がある。ハングルの日にだけ関心を持ってはならない。普段から関心を持ってこそハングルが世界の言語になる。美しい言葉と文字は国民の品格だ。
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