韓経:「愚かな研究はない…韓国の科学者はさらに果敢になるべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.01 12:13
「ケマティカ(Chematica)を開発しながら『無駄な研究』だとどれだけ批判されたか。もし失敗を恐れていたら決して完成できなかったでしょう。」
基礎科学研究院(IBS)先端軟性物質研究団のグループリーダーで蔚山(ウルサン)科学技術院特別教授のバルトシュ・グリズボウスキー氏は31日、ソウルのミレニアムヒルトンホテルで開かれた「ストロング・コリアフォーラム2018」の特別講演でこのように語った。
グリズボウスキー氏は2012年「化学界のアルファ碁」と呼ばれる人工知能(AI)化学合成プログラム「ケマティカ」を開発し、学界を驚かせた化学者だ。2016年、ケマティカを開発した功労を認められ、ナノ技術分野で権威のある「ファインマン賞」を受賞した。