<セウォル号>家族ら「11月の平均水温14度、捜索継続してほしい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.28 09:43
セウォル号不明者家族らの初めての引き揚げ議論の結果は「今と同じ水中探索の持続」だった。9家族のうち6票以上の支持が出れば引き揚げを建議するはずだったが、それだけの票を得ることができなかった。だが「捜索持続」と「引き揚げ」の意見はきっ抗した。捜索持続が5票、引き揚げが4票だった。全羅南道(チョンラナムド)の珍島(チンド)体育館にいた6家族が2時間の討論し、彭木(ペンモク)港のある家族は別に1時間議論し、治療のために京畿道安山市(キョンギド・アンサンシ)にいた2家族が電話で意志表明した結果だった。
不明者家族らは、水中捜索をしばらく続けることだけを主張した。船体を引き揚げたりして遺体がいたんだり流されたりしないかと心配しているからだ。そのうちに7月18日、調理師イ・ミョヒさん(56、女性)の遺体を最後に収容した後100日以上、成果を上げられない中で代案を探し始めた。それと共に引き揚げについての話が出始め、4人の不明者家族がこれを支持した。引き揚げに賛成した家族は「成果がなくはないか、引き揚げも捜索の1つの方法」と主張した。ここには、冷たく荒々しい冬の海で捜索作業を継続できないという考えもあった。