韓流の資産価値95兆ウォン…サムスンの半分
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.02 15:17
文化が経済の動力になる時代だ。韓国輸出入銀行海外経済研究所によると、文化商品の輸出が100ドル増える場合、関連消費財の輸出は4倍を超える412ドルも増加する。特に、韓国企業の主力輸出品目である携帯電話など情報技術(IT)製品の輸出が平均395ドルも増える。このほか、衣類は35ドル、加工食品は31ドルずつ輸出額が増える。「ハリーポッター」の成功後、創造経済時代を率いた英国のように、経済の新動力に「文化=コンテンツ=想像力」が浮上している。
昨年末、韓流未来戦略研究フォーラムは、韓流の経済効果を5兆6170億ウォン(約4600億円、2011年)、韓流の資産価値を94兆7900億ウォン(2012年6月)と発表した。約95兆ウォンの韓流の資産価値は、国内代表企業であるサムスン電子の資産価値177兆ウォンの半分を超え、現代車(51ウォン)とポスコ(32兆ウォン)を合わせた金額より11兆ウォン以上多い。これは昨年7月に「江南スタイル」が出る前の計算であり、「PSY効果」まで反映すれば、2012年の韓流の経済効果は12兆ウォンに達するという観測もある。