韓日米の対北朝鮮政策、ブッシュ政権当時より強硬モードに
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.18 09:59
「あまりにも奇異な事件だ」(too extraordinary event)。
16日(現地時間)に独ボンで開かれた韓米外相会談で、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官が金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件をこのように定義した。これにティラーソン米国務長官はうなずいて共感を表したという。外交部の当局者は「両国長官は今回の事件の深刻性を重く受け止め、国際社会の対応を率先するために緊密に連携することにした」と伝えた。
会談は主要20カ国・地域(G20)外相会合を契機に行われた。両長官は行事場所のマリオット・ボン・ホテルで午後5時6分から約25分間会談した。トランプ政権に入って初めての外相会談だ。その間憶測が飛び交っていたトランプ米大統領の対北朝鮮接近法もこの席で輪郭を表した。両国は中国を狙ったセカンダリーボイコット実行案を議論するなど強硬な対北朝鮮圧力を予告した。