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「クルーズ産業にはカジノ必須」「韓国人の賭博広がる憂慮」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.26 16:33
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現在の国内法上、領海内では国内外の船舶は全てカジノが禁止されている。しかし公海上では違う。外国クルーズ船は国内法の適用を受けないためカジノ運営に制限がない。これとは違い、フラッグキャリア船は外国人専用カジノだけを制限的に開くことができる。ところでクルーズ船のカジノは中央に開放型として設置され、外国人と内国人を別々に統制するのが難しい。このため仕切りをして別途の人材を配置しなければならず事実上営業が難しいというのが海運・観光業者の立場だ。兪長官も「もし同じ航路にフラッグキャリアの船会社と外国船会社が同時にクルーズ船を運航すれば、乗客はカジノがある側を好む可能性がある」として「これはフラッグキャリア船に対する逆差別であり国富流出とみることもできる」と話した。

しかし江原ランドや太白(テベク)などの廃鉱地域では猛烈に反対している。検事出身で第16代国会議員をつとめたハム・スンヒ江原ランド代表は「内国人向けカジノを廃鉱地域に許可したのは鉱夫の生存権確保という目的があったため」としながら「特定産業の育成のためにカジノを拡大すれば韓国に数百カ所のカジノができても足りないだろう」と指摘した。ユ・テホ太白市議会議長も「内国人カジノを継続推進するならば、海水部長官の退陣運動をする」と話した。

 
射幸心を助長するというのも争点の1つだ。文化体育観光部観光産業課の関係者は「江原ランドは廃鉱という問題のために国民的共感の上で許された。私たちの立場としてはカジノが許されれば射幸心を助長するということを憂慮せざるをえない」と話した。一方、クルーズ営業をする国内の大手旅行会社の関係者は「船内では1回の掛け金が1000ドル程度に制限されている。賭博をしようとわざわざクルーズに乗る人はほとんどいない」と主張した。


「クルーズ産業にはカジノ必須」「韓国人の賭博広がる憂慮」(1)

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