韓国文化部トップが不在…世界が注目する法王訪韓の準備に懸念の声(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.18 14:09
朴槿恵(パク・クネ)大統領が17日、徐南洙(ソ・ナムス)教育部長官と劉震竜(ユ・ジンリョン)文化体育観光部長官を免職した。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は「2長官は先月13日、朴大統領が改閣を断行して交替対象に上がり、辞職願いを提出した」とし、「当初2期内閣がスタートする16日に共に退こうとしたが、交替が予定された状況で継続して職務を遂行させることは道理ではないように思い辞職願いを受理したもの」と明らかにした。2長官の退任に伴い教育部は羅承日(ナ・スンイル)次官、文化体育観光部は金鍾(キム・ジョン)第2次官が当分の間率いることになった。後任長官が任命されていない状況で前任者が退くのは異例的だ。特に文化体育観光部は16日の鄭成根(チョン・ソングン)候補者の退陣により新しい人物が決まっていない状況であるため決定背景が注目をあびている。劉長官を免職したのは一旦鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相留任決定で批判を受けた大統領府が鄭候補者の辞退後に提起された留任説を早期に遮断しようとしたのではないかという分析が出ている。一方では劉長官が文化体育観光部人事問題で青瓦台と摩擦が生じ職位をこれ以上守ることができない状況であったという話も流れた。